小谷実可子

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【 2007年03月14日放送】【91回】パート2

今日のゲストは、ソウル五輪のシンクロで銅メダリストの小谷実可子さん。

パート1からの続きです♪

ドルフィン・ピープル

[イルカとの出会い]
国分「イルカと会った事が意味があったって事ですか。」
美輪「ふふふ。」
国分「海に行ったという事ですか。」
江原「もう全部、全部。
何て言うの。途中、過程なんですよ。」
江原「イルカと出会ったことも。」
美輪「プロセスなの。」
国分「ええ?!今出会った事が人生の転機なのに。
そこがまだ過程なんですって。」
小谷「ああ。」
江原「そうなんですね。
やっぱりオーラの泉っていうのは ホントに、その時に必要なメッセージを、こう受けるために
いらっしゃる方が、やっぱりほとんどなんですよね、うん。」
国分「なるほど。」

~「水の中には、もっと美しく泳ぐもの達がいる。」
不思議なおじさんに導かれた
イルカとの出会いは小谷さんの人生の転機となりました
しかしそれも、さらに大きな人生の目的へと
繋がる一つの通過点だったのです~

[シンクロで至福の経験]
国分「不思議な体験で、えっとシンクロの演技中に何か、すごく気持ち良くなった経験を。」
小谷「水中で演技をしているときは、もちろん息を止めているので苦しくなりますし、
体も疲れるのが通常なんですけれども、3回ばかり、
水中に入る前に、陸上でポーズをパッととったときから、
見ている人のエネルギーが自分の中に集まってくるのがわかって、飛び込んだら
『水が冷たい』とか『今日の演技は良さそう』という感覚がなくて、
もう、水の中に体が溶けていくような感じがして。
『これ何なんだろう?この感覚は。今日って演技してても全然辛くないな。
あれ?息も苦しくないな』と思って演技していて。
で、いつもは心の中で『審判に点数をもらうために
この技を、こう決めよう。ここで、こういうアイキャッチ』とかって
いろんな事、考えるのが、もう何にも頭になくって。
もう幸せでしょうがなかったんです。
そこに生きている事が。」
国分「ええ、ええ。」

小谷「で『私は、たまたま生きてるから、今こうしてシンクロっていうものを使って
ここに存在して人々に囲まれてるな~。何て幸せなんだろう、うれしい、うれしい。
ああ、青空のエネルギーも、もらって。ずっと、このまま泳いでいた~い』と思って。
最後のポーズをパッと取ったら、まだまだ全く疲れていなくって。
エネルギーがあふれていて、で、ハッと見たら10点満点がブワッと並んでいて。」
国分「ええ。」
小谷「で、国際大会で初めてソロで優勝したんですね。」
国分「シングルって事ですか。はあ。」
小谷「はい。とにかく、幸せでしようがない3分半だったんですね。」
美輪「無念無想ってやつね。邪念が一切nいのね。」
国分「どうやってなるとかではなくて、そうなった瞬間に何か気持ちいい…。」
小谷「一回目になったときは、『何なんだろう、これ』と思っている間に終わってしまって。
一度そういう経験があると、もう、いい得点を取るためではなくて
『ああいう演技をもう一度したい』という気持ちで過ごしていたんですね。

二回目は、予選のときに負けていたんです。とても逆転は無理そうで
『今回は二位だな』と思っていたのに、前の日の晩にすごく特別な夢を見て。
『あの夢を見たから私、いけるのかな』
最初のポーズをとってみたら、またエネルギーがわいてきて『あ、来た来た』b@飛び込んだらまた苦しくなくて、
『これはいけるのかもしれない、幸せ』と思って最後のポーズをとったら、
また高得点が並んで、0.001ポイントで大逆転をして。15年間でその2回だけです。」

美輪「夢ってどんな夢だったんですか?」
小谷「そのライバルの首を、怖いんですけど、日本刀みたいなものでバシ!
そしてその横に、小学校、最初、私に水泳を教えて下さった先生っていうのが すごく特別な力を持って。
その先生がポッと現れて。『ほらね』おっしゃる…それだけです。」
国分「それを見た時は『あ、良い夢見たな』って思ったんですよね?」
小谷「いい夢…ふ!」
国分「これは行けるぞ、と。」
小谷「怖い。私って何て怖いんだろう。」
美輪「ふっふ。」

小谷「でも何か行けそうな気がするけれども。
『こんなに、もうポイントで負けてるんだから。
いやいや そんな都合の良い夢。私の都合のいいように行くわけがない』と思って。
自分を、こう戒めて臨んだんですけど。」
国分「演技の最初のポーズを取った瞬間に、パワーを感じて。
小谷「チリチリチリとして来るんです、体が
国分「今はもう現役を引退しましたけれども。
もう1回感じてみたい感じですか?それは。」
小谷「『感じたい』とずっと思っていて、先ほどイルカの話が出ましたけれども。
あの似たような感じ?『幸せでしようがない』って。『楽しくって、しょうがない』
というような“自分の無の心の状態”っていうのは
イルカと泳いだ時、も訪れたような気がして
で、イルカと泳いだ時に、久しぶりにそれを思い出したので。
一緒にいたマット・ビオンディに
『私のこと、絶対に変と思わないで聞いてくれる?
今まで誰にも言えなかったんだけれども、実はこういう経験があってね…』
バハマの満天の星空の下で、流れ星がどんどん降ってくる船の看板で話をしたら、
彼はニヤッと笑って『心配しなくてもいいよ。僕も同じ体験をしてるから』

彼もやはり泳いでいて、フリースタイルでどんどんエネルギーがわいてきて、
壁のところで回るクイックターンでポンッと折り返した途端に、
ポンッと自分から離れたような感覚になって、
斜め後ろから自分の泳いでいる姿をずっと見ていたんですって。
最後のゴールタッチで、パッとタッチした瞬間に自分自身に戻って、
電光掲示板を見たら世界新記録が出ていた。」
国分「世界新記録なんですか。すごい経験ですね~、それは。
で、また話した人間が同じような経験してるっていうのが。」
小谷「はい。」
国分「ちょっと盛り上がりますね。」
小谷「『私、彼とこの話をするためにバハマに来たのだろうか?
ということは、この経験をするためにシンクロに出会ったのだろうか?
シンクロをやっていたおかげで、イルカとこんな風に交流ができて、
バハマに来ることができたんだ』っていうと何かこう
逆にオリンピックに行ったことが、
イルカに会うためのプロセスだったようにさえ思えてしまって
すごい素晴らしいプロセスだったんです。」
国分「そうですよ。でもまだ、それは通過点なんですよ。」
江原「ははは。」
国分「イルカですら通過点なわけですから
これは、ものすごい興味深い話が今日は何個も出て来たんですけども。」
江原「ねえ~、うん。」

国分「おもしろいですね。今日どんなメッセージが。」
美輪「江原さんが言っていた全てはプロセスだというのは
生まれる前には誰でもでも生まれる場所や学ぶ計画を立ててくるの。」
江原「小谷さんは自分の家を選ぶのから何から特に、いろんな計画を元に来たので選定が大変だったんですって。
でね、その親御さんから、お母さんからいただいた影響っていうのが大きくて。
だから小谷さん、親子であっても全く気質違うんですよ、うん。
でいて、そこから、得たり。もちろん、得る間には 葛藤も、あるんですよ。
だけれども、そこから今度、良い部分だけを抽出して
自分の中に得て行って、ていう感じで。
だから、もう “生まれる”とかっていうのは1個の理由じゃなくて。もう、ほんとにたくさん。」
美輪「ふ、ふ。」

江原「神様というのは、スーパーコンピューターのように
もういろ~んな事を全部合わせて一つの所に焦点集めて来るんですよ。
これが、だからおもしろい事で。
要するに小谷家にとっての影響も色々あるんです。
この家に来るって事は逆に恩返しもする部分もすごくあるので。
そうすると、そこの細部の事だけ、まず言っちゃうと。
小谷家の家の面倒を見るためにも来てたりするんです。
だから精神的に今度、逆にお守をしてる部分も大っきいんですよ。」

小谷「ああ。」
江原「それでいて後は、お家の親類とかも、そうだけれども。
子どもさんとかそういう次世代とか若い人達の事を心配してあげたりとか。
色々とアドバイスしたあげたりとか、っていう役割事も大きくて。
なぜかと言うと、父方のお家って。
ここれは今、分からないかもしれないけど、調べて頂きたいのは。
気の毒にねお子さん随分、亡くされてる家なんですよ。」
小谷「はあ。」

江原「うん。だから、そういった意味では、やっぱり誰かが
この家をね、継ぐでもそうだし、後はすごい小さい子とか。
だから他人の子でも、どこかすごく気になるんですよ。」
小谷「ああ、はい。」
江原「さっきの、コンビニのおじさんだけじゃなくて、子どももすごく気になる。
それは、その家系的な事とかのいろんな事も、ご自身が面倒見る っていうか。
少しお手伝いするっていうか、って事も含まれてて。
で、元の元も実は申し上げて行くと
小谷さんの場合は今日、最初の始まる時に話した
ま、シンクロなさってったから、て事もあるでしょうけど
水の精のような、とかっておっしゃってましたでしょう。
正に水の精なんですよ。」
国分「そうなんですか。」。
江原「そういう水の精の信仰っていうか。
そういった事をやっていた巫女さんみたいな人なんです。」
国分「ほう。」

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