勝俣州和

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【 2007年05月12日放送】【96回】パート2

今日のゲストは、元アイドルグループ『CHA-CHA(チャチャ)』のメンバーでお笑いタレント、
俳優の勝俣州和さん。

パート1からの続きです♪

日本のこわい夜~特別篇 本当にあった史上最恐ベスト10

~哀川翔、柳葉敏郎を初め、数々の俳優やタレントを生んだ
パフォーマンス集団、一世風靡
男気溢れるメンバーの下でスタートした
勝俣さんの芸能活動
そこには様々な試練が待ち受けていました~

勝俣「『こんなにおもしろい人達がいるんだ』っていう
何か、その男気の甲子園みたいなもんなんですよ。
全国男気選手権で、皆、集まって。」
俺の方が男気がある、俺の方が熱い、とか
飲みに行っても毎回ケンカなんですよ
僕は一番下なので、お皿とかを片付けたりとか。
そういう中で揉まれていたので、
何か、真の男気、っていうんですかね。
『男というのは、人を倒すのが強さではなくて自分に勝つことが強さなんだ』とか
『自分との戦いに逃げない』『弱きを助け、強きをくじく』とか
そういうことを教えてもらっていた時期でしたね。」
国分「自分が必要としていた根性を手に入れることができたということですか?」
勝俣「いま、ギバさんや翔さんに会っても『まだまだ』『お前は根性ないな』と
言われますけれど。ははは。
やはり何もないときだったので、近くにいて吸収できる
筋肉的なものは付きましたね。」

国分「でも僕、以前カラオケボックスで、お会いした事があるんですよ。」
勝俣「ああ。」
国分「僕等がカラオケボックスに入る時に、柳葉さんがどうやらいたらしいんですけども。
勝俣さんが、その自分達の部屋から四つんばいになって
出て来たんですよ。で、僕の顔見るなり『助けてくれ!』
『どうしたんですか?』って言って、中入ったら
柳葉さんがいたので。」
勝俣「歌ってたんだよな。」
国分「歌ってて。そこでも今、思えば、根性がなかったのかなと思って。」
勝俣「すごい、元気なんですよ。
でも、僕は朝まで騒げないんですよね。ギバさんは朝まで騒げるの。
というか負けたくないらしいの。
カラオケ行ったら『俺が、朝まで歌える』って。『長く歌いたい』って。
だってボウリングとか行ったら、普通3、4ゲームじゃない
18ゲームって言うんです。
無理でしょう!指も腫れて、入んないんで、穴に。
持って投げるしかないでしょう?そんな人達だったから
楽しむとかじゃないんです。いつでも戦いなんです。」
国分「なるほど。」
勝俣「負けはないっていう、勝たなきゃダメだっていう。」
国分「男ですね~。」
勝俣「そう。」
国分「18ゲーム、そういうとこに入ったんですね。」
勝俣「そう。」

~勝俣さんのもう一つの人生の転機。
それは萩本欽一さんとの出会いでした
「欽きらリン530!!」でデビューしたCHA-CHA(チャチャ)は大人気となりさらに、お笑いの第一人者から直接、様々な教えを受けたのです~

[萩本欽一さんの教え]
勝俣「番組が始まって、cha‐chaがパ~ッと人気が出て。
半年後か一年後に番組が終わって(1988年4月4日~9月30日)、
その時に『お疲れ様でした』って皆に言いに行ったんですよ。」
国分「辞める気満々で、って事ですか、それ。」
勝俣「あの、芸能界が合わなかったので。
本音を言っても本音で返してくれる人がいなかったんですよ。
本音で言っても 『勝俣、天狗になっている』とか言いふらされて、
一人ぼっちになったりということがあって。
そういうときには欽ちゃんにいつも相談しに行っていたんです。
みんなは欽ちゃんが怖くて近づけないんですけど。僕は『欽ちゃーん』。」て

国分「欽ちゃんって言うんですか?」
勝俣「いや萩本さん、『大将』とか。今はなぜか欽ちゃんと言うようになって、
自分がいま、心の中で傷ついたことを相談すると、
お笑いのことではなくて人間的なことを一番、大将が教えてくれたんですよ。
人を笑わすということは、バカをやることだと頭では思っていたんですけど
欽ちゃんと接していろんな話をしていくうちに、
『優しさからお笑いというものは生まれるんだな』ということがわかったんですよ。
僕等、未熟な時に、間違った奴を『バカ』と突っ込んでもお笑いになるけど。
『もうちょっと別のお笑いもあるよ』って欽ちゃんから教わって
『何かミスをしたり転んだ人を、起き上がらせるときに笑いを取れる作業もできますよ』
『ミスった人をフォローしてあげることで笑いも取れる。そういうキレイな笑いもあるよ』って
『そのために必要なのは優しさですよ』ということを、マンツーマンで。
僕は意外と『欽ちゃん』という壁がなかったので、いつもグイグイ入って
二人でしゃべれていたので。」

美輪「いいことを教わったのね。勘違いしている人が多いのよね。
とにかく人の首から上に手を上げるものじゃないんですよ、
親でも手を上げちゃいけないのね。
それを平気で頭をぶって、バカにして、自分を偉そうに見せるという嫌な連中が多いわね。
逆にこん棒で引ったたいてやりたいわね。」
国分「こん棒。相当、大きな、でっかいコブができますね。」

勝俣「僕たちがお笑いを作る作業も、すごくバカバカしくても
みている人たちが元気になったり、
というものを作っていたのがテレビのお笑いだと思っていたんですけれども。
最近はやはり、熱がないというか、
そこに優しさがなくて、ダメな奴をおとしめて笑うとか。
もっともっと元気になるテレビ番組をいっぱい作りたいなとすごく思って。」
美輪「それは本当に、江原さんも私も、常々言っているのね。」
国分「この番組もゴールデンに移ったということは
やはりどこかで求めていることなのかなと思うんですけれども。」

美輪「でもね、『悪貨は良貨を駆逐する』と言うけれども、良心的ないい番組をやると なかなか視聴率が上がらないのよね。
雑誌も売れないの。
人の不幸は蜜の味で、悪意、妬み、嫉み、あいつは不幸になった。
『人の不幸は蜜の味』ね。
『他人の幸福、しゃくの種』っていう人が多いのよ。
だから視聴率も上がるし、雑誌も売れるの。
ニワトリと卵で、どっちが先か、悪循環。」
江原「私なんかでもね。私の悪口を書くと五万部多く売れるんですって。
それじゃあ、背に腹は代えられないなって。ない事でも五万部欲しいだろうな、という。」
美輪「ずいぶん太っ腹ね。本当に太っ腹じゃない。」

[早起きな生活]
国分「朝、めちゃくちゃ早く起きるんですよね。」
勝俣「そうです。」
国分「何時頃、起きてるんですか?」
勝俣「大体ー夏は4時、冬は5時ですね。」
国分「なぜ、そうしようと思ったんですか?」
勝俣「しようと思ったんじゃなくて覚めちゃうんですよね、
何時に寝てもで起きたら、テレビ見たり本読んだり。後、見てないビデオ見たりとか。」
美輪「夜は何時にお休みになるの?」
勝俣「夜は12前後が多いですかね。」
美輪「じゃあ4、5時間しか寝られないじゃない…。」
勝俣「寝だめしようと思う時は8時くらいに寝るんですけど。」
美輪「8時。」

勝俣「ストレス解消じゃないんですけれども、築地市場とかで
朝早く働いている人を見るのが大好きなんです。
こんなに朝早くから、みんなが一生懸命働いているから、東京や日本中の食が みんな美味しいものが口に入れられるんだな
、ここからスタートしてるんだというのを朝、車から降りてずっと見ているのが好きなんです、頑張っている人が。」
美輪「人が働いている姿って立派ですものね。」
勝俣「みんなが嫌うじゃないですか、朝早いし、寒いし。
そこにこれだけの人が集まって、一生懸命働いているというのが、なんともこう。」
美輪「毎日ですものね。」

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