勝俣州和

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【 2007年05月12日放送】【96回】パート3

今日のゲストは、元アイドルグループ『CHA-CHA(チャチャ)』のメンバーでお笑いタレント、
俳優の勝俣州和さん。

パート2からの続きです♪

[睡眠時間は大事]
国分「美輪さんは何時頃、寝てるんですか?」
美輪「いや私は寝るのは大体、1時頃かな。」
国分「でも、ほんとは、まだまだやらなきゃいけない事もたくさん、あったりして。」
美輪「いや、でも私は絶対、睡眠時間は削らないから。」
国分「あ!そうなんですか。」
勝俣「寝なきゃダメなんだよな。」
江原「本当は、睡眠中はスピリチュアルな世界に帰っているんですよ。
みんなウルトラマンみたいに、カラータイマーが鳴って、向こうに戻って、充電して
そしてこちらに戻ってくるという作業が睡眠だから。
美輪さんがおっしゃるように睡眠はものすごく大事なんですよね、
帰る時間っていうのは。うん。」
美輪「里帰り。」
勝俣「スッと行ってすぐ帰って来てるって状態ですね、僕は。
ゆっくり、エネルギーもらって戻って来なきゃですね。」
江原「それでいて後、知恵も授かるんですよ。自分で気が付いてないだけで。
要するに作戦タイム、みたいな感じで、向こうでねコーチが。 それこそいろんなアドバイスをしてくれて。」
勝俣「はい。」

[人生の切替え時は眠くなる]
江原「だから人生の切り替え時って、なぜか眠くなるんですよ。」
勝俣「僕ね、最近、すごくよく寝るんですよ。
4時5時に起きていた自分が、この一年ものすごく寝る、
下手したら10時間くらい寝るんです。
これは何か切り替え時なんですか?」
江原「切り替え時。だからそういったときは、しっかり寝てしまうこと。
そうすると、自然と状況が変わる。自分が変わったり
自分を取り巻く環境が変わってきたりということが起きやすいんですよ。
まさに勝俣さんはそういう時期ですよ。」
勝俣「本当によく寝て、昼寝までするようになって、
移動中も爆睡。 仕事だけ起きているみたいな。やっぱり準備期間なんですか?」
江原「今おっしゃったのは、疲れもあると思います。」
勝俣「あ、疲れ。ははは。」
江原「以前とは体力的にも変わってきていて、常に元気にしていらっしゃるから
パタっと電池が切れてというところがあって。」
勝俣「すっごく寝るようになっちゃったんだよね。」
国分「でも、そうなんですよね、お父さんなんですよね。勝俣さんて。」
勝俣「今、子ども2歳ですから。」
国分「はあ、僕なんか全然、想像出来ないんですけども。」
勝俣「そうでしょうね。」

[家では、どんなお父さん?]
国分「家ではどんな感じなんですか?」
勝俣「家では、え~っと僕が長男で。子どもが長女みたいなもんですね。」
勝俣「父親不在のような感じで、嫁だけヘトヘトです。」
国分「ああ、奥さん大変だ。もう元気なわけですか、家でもやっぱ、その。」
勝俣「まあ子どもが元気ですから、2歳ぐらいだと。
子供が元気だから、子供より元気じゃないとお手本にならないじゃないですか。
公園とかに行っても全力ですよね
シーソーでもバッコンバッコン!
子どもが、ちょっと上の方、跳ねてるからね。」

国分「でも、それが自分の中でのお手本だと思っている。」
勝俣「お手本というか、なんか 『ああ、この子に出会えて良かった』って思ってるんで。」
国分「この子に出会えて良かった。」
勝俣「はい。ま嫁もそうですけど、嫁とこの今の子どもに出会ってなかったら。
僕は、もうダメになってただろうな、っていう、
何か野たれ死んでたか、多分、体壊して
多分、倒れてただろうな、っていう。」
美輪「体って言うより、乾いてたわよね、気持ちがね。」
勝俣「あ、そうですか。」
美輪「うん。」
勝俣「ああ。」

[大好きだった祖父]
美輪「だから、あなた、さっきおばあさんの話が出たけど
私には、おじい父さんが見えるんだけど。」
勝俣「あ、おじいちゃんは、僕が大好きな、はい。」
美輪「おばあさんよりも、おじいさんの、庇護と愛情とかね。
そっちの方がものすごく強いエネルギーなんだけれども。どうなんでしょうね。」
勝俣「おじいちゃんは大好きで、家が衣料販売の商売をやっていたので、
父は配達に行ってしまうし、母は家事とか妹とか弟がいるので。
お祖父ちゃんは足袋職人で、後々は乗馬ズボンとかを作っていたんですけれども
すごく僕をかわいがってくれたんです。」

美輪「あなたも甘えたしね。」
勝俣「大好きだったんです。職人で、一日に本当にひと言ふた言しかしゃべらない。
晩酌をしてすぐ寝ちゃうという人で。」
美輪「すごく男気のある人だったでしょう?」
勝俣「そうなんです。大好きだったんです。」
江原「それが理由で働く人を見たり、一世風靡に入ったのもそうで
みんなそこから発しているんですよ。」
美輪「おっしゃる通りよね。そのお祖父ちゃんから発生して来たの。」

~朝早く働いてる人を眺めるのが好き。一世風靡の男気にひかれた。
それは無口な職人だったお祖父ちゃんの影響でした~

[短パンの理由]
江原「私ね、いつも不思議に思ってたんですけど。
勝俣さんて、どうして足出される事、多いんです?
足が常に自由に動けないと不安ですか?」
勝俣「何でしょうね?
大人は何で、大人にならなきゃいけないのかな?と思っていたってのもあって
子どもの良い所を捨てて大人になりたくないなっていう所もあったんで。
子どもって何かバカみたいに鼻垂らしながら、短パンで走ってて。で、元気に。
それで何か僕は、そっちに行きたいなと思って。」

江原「個人的、精神的なポリシーといったことでしょう。
だけれどもね、私、実はね、さっきから、ずっとみていて。
ちょっと前世の事なんですけどね
ちょっと足がご不自由だった、っていうのがみえましてね。
だから、元気に動けるとかいう事自体に喜びを今も 感じられるんじゃないかな、と思って。
それだけ自由に動ける状況ではなかったという時代が見えましてね。
この世界には多いんだけれども、
その勝俣さんの後ろに、やっぱり行者さんも、いらっしゃってね。
それでいて、その前世自体もそうだったって。
でいて、お御足を、そういった怪我とか故障で、そうなったので。
あ、違うな。ご病気だ。ご病気で身動きとれなくなったのね。
だから病気に対する、怖さ、そして人生とか社会への閉塞感。
だから、そういった事も色々含まれて。
まあ先程の、閉所恐怖症的っていうか、
やっぱり自分自身の身動きでも何でも、自由に行かなくなるって事への 強迫観念っていうか、怖さ、恐怖心。
そういったものが、そこから出ている、っていう風にみえるんですよね。
元来、意外と細かく考えて、繊細で、心配性なのを
元気さで反発して補っているという状況というのがあるんじゃないかなと思うんです。」

勝俣「僕のお祖父ちゃんが、やはり片足が義足だったんです。
関東大震災で膝から下が片方なくて。
そういうのを見ていて、一生懸命やることの格好良さ。
僕はおじいちゃんが死ぬまで、1回も愚痴るのを聞いたことがなくて。」
江原「元気に動ける感謝、それがあるから元気で
だから、こういう暮らしがあった人は、念が強いんですよ。
だから勝俣さんてね、以前ちょっとお目にかかった時に 申し上げたんですが、
ものすごい念力が強いんですよ。」
勝俣「そうなんですよ、その事も江原さんに相談しようと思ったんですけど。」

~念力が強い事を自覚していた勝俣さん。
実は、ある悩みを抱えていました~

[念力が強い]
勝俣「あのイライラした時に、例えば一緒に仕事してて
お行儀悪い人とか。何か、もうちょっと勉強して来た方がいいんじゃないかなって思うと、
その人がいなくなったりとか。」
美輪「その人が消えるんでしょ。」
勝俣「はい。じゃなくて、だから、そっちに念を使いたくないんですよ。」
江原「いや、それは大丈夫ですよ。念じゃないですよ。」
勝俣「良い方へ使いたいんで。」
美輪「いや、その人が自業自得なのよ。あなたのせいじゃない。」
勝俣「僕がやったからじゃないんですね。」
美輪「うん。」
国分「それ、誰ですか?」
勝俣「怒られるじゃん!誰ですか?って。」

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