香里奈
【 2007年05月19日放送】【97回】パート1
今日のゲストは、モデルで女優の香里奈さん。
能世三姉妹の三女で、長女は能世あんなさん、次女はえれなさんです。
【オープニング】
国分「今週の火曜日、5月15日は美輪さんの誕生日だったんですね。
江原・国分「おめでとうございます。」
美輪「いやぁ。」
国分「何言ってんですか。」
美輪「だって24歳になっちゃったんですもの。」
国分「だったら喜べばいいじゃないですか。24歳じゃないですか。
いい加減にして下さい!」
美輪「二十歳過ぎたら嫌。」
国分「調べて分かった事なんですけど。
実は、瀬戸内寂聴さんも同じ誕生日という事ですごいですね。
国民が休まなきゃいけない日ですね。」
美輪「そうなの
とってもね仲良くさせて頂いてるの。長いお友達で。おもしろい方でね。
あの方、面食いだから、あなたの事、きっと気に入るわよ。」
国分「ほんとですかあ?じゃあ、この番組に出てもらわないと。」
美輪「そうですね。」
国分「本日のゲストの方は『しゃべれども しゃべれども』という、
僕が主演を演じた映画の共演した女優さんなんですけども。
23歳の、まあほんとにきれいな女の子です。」
江原「最後のラブシーン、よかったですよ。」
国分「それなんですよ。
いい所まで行っちゃったんですよ、この女優さんとは…。」
美輪「ははは。」
~1984年12月21日 愛知県生まれ。
近所で評判の美人3姉妹の末っ子が
雑誌の専属モデルからドラマ、映画の世界へ
〔しゃべれども しゃべれども。」5月26日全国ロードショー
自分を表現するのが苦手な人々の、心温まる交流を描く注目の映画
「しゃべれどもしゃべれども。」で口下手なヒロインを演じる香里奈さん
今、最も輝いている女優の意外な素顔とは~
~香里奈さん これからスピリチュアル・チェックを始めます~
【香里奈 スピリチュアル・チェック】
自分の性格をひと言でいうと⇒負けず嫌いですね
小さい頃なりたかった職業⇒これがなくて
ノストラダムスの大予言が当たるとしたら、私は16歳だったんですけど
そのときに死んでしまうんだと思っていたので、未来のことは考えなかったんです。
この世から無くなると困るもの⇒カメラとか写真
苦手なもの⇒狭いところ、天井が低いところ
心惹かれる場所⇒行ったことはないんですが、屋久島とかに行きたいなと思っています。
国分「緊張しますか!」
香里奈「もう緊張してます、ほんとに
この番組好きで、すごいよく見ているんで。
まさか自分が、出演出来るとは思っていなかったので。
すごく楽しみで来たんですけど。
ほんとに、もうどうしようという感じです、はい。」
国分「ただ、やっぱり僕の印象だと
けっこう独りが好きなのかな?っていうタイプなんですよ。」
香里奈「うん。」
国分「美輪さんとは初めまして、ですか?」
香里奈「はい、初めましてです。」
美輪「初めまして。」
香里奈「初めまして、よろしくお願いします。」
国分「どんな印象ですか、美輪さんは?」
香里奈「テレビを見ていても、そうなんですけど。
先程、楽屋にあいさつをさせて頂いたんですけど。
もうほんとに、もう周りが輝いていたっていうかオーラを、見た事はないんですけど。
オーラを感じました。」
国分「はい。」
国分「江原さんは?」
香里奈「江原さんも、初めましてです。」
国分「初めまして、ええ。」
香里奈「宜しくお願いします。」
江原「お願いします。」
国分「ちなみに自分のことはどのくらいわかっていると思いますか?」
香里奈「75%ぐらい。でも自分よりも、もうわられちゃっているんじゃないかと思います。」
美輪「私はそんなことはないんですよ。こちらはもう、わるどころか
台所でもどこでもお入りになるから。」
[ちょこちょこ食べる]
江原「小鳥のようにちょこちょこ食べる姿とかね。」
美輪「あっはっは。見られちゃった。」
国分「食べますか、小鳥のように。」
香里奈「食べます。」
江原「お弁当とかでも残しちゃうのがもったいない感じもするんですよね。
だけど食べられないからしょうがないですよね。」
国分「食べられないんですか?」
香里奈「普段ご飯を食べに行くと、皆さんが驚くくらいよく食べるんですよ。
一緒に行くマネージャーさんや男性スタッフと同じ量くらい。
家に帰ると本当に食べない。」
江原「職場でもチョコチョコになってしまって、食欲が薄くなってしまうのは
緊張が結構強いですね。
心許せる人といるといっぱい食べられるんだけれども。」
美輪「このお嬢さんは、もうプライドの塊りみたいな方だから。
ものすごくプライドが高いから、プライドが傷つけられるのが何よりも恐ろしいし、
自分も嫌いだし許せないし。
そこからいろんなことが発していらっしゃるのね。」
香里奈「そうですね。」
江原「自分の中にある天使と悪魔をすごく感じると、嫌になったりするでしょう?」
[天使と悪魔]
江原「『私ってすごく残虐なところがあるのかな?
いけない、そんなんじゃない。いつも優しい気持ちで』と思っても、
時々
『どうしてそんな気持ちが出てくるんだろう?』って、日々葛藤してるんですよね。」
香里奈「はい。」(小声で)
国分「もうちょっと張ってもらってもいいですか?」
(みんな笑い)
美輪「ははは。」
江原「美輪さんがおっしゃったプライドとかもそうですし
実は自分でも気づかない魂のいろいろな思い出が出てくるんです。」
美輪「今もう、出かかってるの。」
香里奈「怖いよ。」
国分「さあ、スピリチュアル・チェックに、振り返っていきたいと思います。」
香里奈「はい。」
国分「まず、僕これ驚いたんですけども。
自分の性格を一言で言うと、負けず嫌い。」
香里奈「はい、すごい負けず嫌いなんですよ。」
国分「それは、さっきも美輪さんが言っていた部分。
プライドが自分の中でも強いなっていう所も、ありますか?」
香里奈「ありますね。普段はプライドがないと思っているんですけど。
何だろうな、賭け事じゃないですけど何か、“負けたくない”って思ってしまって。」
国分「ほお。」
香里奈「つい先日、あの長女とボウリングか何かのゲームをしていた時に、
ベストスコアを出してたんですけど。
それを軽々、長女に抜かれてしまって
すごく悔しくて、夜中の1時2時だったんですけど。
もう十何回ぐらい、こうやって。
でも段々、集中力が欠けて来るから段々下がって行っっちゃったりとかして。
もう、明日早いし、早く寝ないと、思って。
ちょっとムカつきながら寝ました。」
国分「仕事面ではどうですか?」
香里奈「やはりそういう気持ちは常に持っていないと、
成長しないかなという部分もあるので。
『負けないぞ』という気持ちは常にあるんですけど、
それを外では表に出すということはないです。」
国分「あまりそういう部分が現場では見えなかったんですけれども。」
江原「ガードをしていますから。
[小瓶集め]
なにか、小瓶集めみたいなことが趣味ですか?」
香里奈「そうですね、持って帰って
使わなかったりっていうのがあるんですけど。
例えばプリンだとか入ってる容器だとか。
よくあるじゃないですか、何かお菓子が入ってるような瓶を
家に帰って一輪ざしとかを入れたらちょうどいいかな?と思って
持っては帰るんですけど、結局入れなかったりとかして。」
国分「それってどこを見ました?」
江原「ちょっとお家を拝見、おじゃまして。
光ものとか瓶みたいなものがお好きなんだなと・・・。」
香里奈「そうですね、グラスとかあります。」
江原「そういうかわいらしい、ご趣味で。
だけど、フランス人形みたいな人だけど和風の物もお好きでね。」
香里奈「そうですね、はい。」
江原「ね、和の物とかもね、チラチラと。」
美輪「なぜなんですか?」
香里奈「何ですかね。何でだろう?自分でも分からないんですけど。」
美輪「若い方には珍しいわね、和のものがお好きだということは。」
香里奈「やはり写真などを撮るのが好きなので、
そういうときに風情があふれているものとか
自分が見て『あ、いいな』と思ったものを買ってしまったりとか
取っておいてしまったりとかしていますね。」
[写真が好き]
国分「その写真ですけども。なくなると困るもの。写真ですか。」
香里奈「もちろん、家族だとか友達もそうで。あとは仕事も今、モデルもやっていて。
やはりスチールの撮影になって、写真とは毎日毎日向き合っていて、
そういう世界がすごく好きなので、ないとちょっと不安だし、
自分でも撮るのが好きということもあって。」
美輪「消えいくものが嫌なのよね。全部、残しておきたいという。
なんでも存在したという証拠、それにこだわるのね。
確かなものがお好きなのよね。」
香里奈「そうですね。空を撮るのが結構好きで。
一秒後には景色が変わっているじゃないですか。
それは今しか撮れないものだと思いますし、
人物の顔もそのときしか撮れないものだと思うので。
だから自分のモデルという職業が好きだし、撮る方も好きなのだと思います。」
~流れる雲や太陽の光を浴びて、刻々と変化する風景の一瞬を
いつまでも残しておきたいと思う香里奈さん。
それはモデルを職業として選んだ理由とも結び付いていました~
美輪「お嬢さんと私はね、正反対なの。
私は残るものが一切嫌いで
世の中で一番嫌いなものは写真なのね。つまり、残ることが嫌なのよ。
だから私は映画とかドラマとか、そういう残るものよりも舞台で生で、
そのときにはそこに存在するけれども、もう芝居が終わると存在しない、
でも確かにいたわけよね。みた方の心の中にだけ思い出が残るみたいなね。
私はだから色は匂えど、じゃないけど、地球のものっていうのは
つまり移り行くはかなきでね。変化っていうのが、この地球の法則じゃない。
変わらぬものってないんですよ、何でも。
人間も子供から大人へ変わってゆくし、着る物も古くなるし、全てが変化するの。
変化しないもの、確かなものを人間は求めるんだけれど、それはこの世のものじゃないのよ。
だから私と正反対で、確かに、変わらない、そういうものがお好きなのよね。」
香里奈「そうですね、はい。」
江原「でもモデルさんのお仕事って一番好きでしょう?」
香里奈「はい。」
国分「僕ももう映画の収録が終わるか終わらないかくらいになってから
香里奈ちゃんとは現場でしゃべるようになった時にそれを言ってたんですよね。
一番最初に覚えたお仕事っていうのがモデルだから。
お芝居もしつつ、
でも、やっぱり私のお仕事の原点はモデルにあるんです、
って
いうような事、言ってたんですよ。
で、今ちょっと聞いて僕、驚いてるんですけども。」
美輪「聞いてたのよ、そばで。」
国分「ああ、いたんですか、実は。
あらまあ、言って下さいよ。」
美輪「ははは。」
~写真の世界が好き。原点はモデル。
自分の性格を負けず嫌いという香里奈さん。
江原が読み解く素顔とは?~
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