涙!名場面 「家族の絆」

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【 2009年9月19日放送】【3時間SP(完結編)】

涙!名場面 「家族の絆」

「松田聖子 最期に父は…」
江原「でもお父様、よかったですね。こんなに今や、私が見えることでいうと、穏やかな顔になられて。最期はちょっと苦しかったんですよ。」
松田「ええ。」

江原「お水がたっぷり飲みたかったの。『苦しかった』っていっていて。
呼吸が苦しいのと、水をすごくたっぷり飲みたかったんだけど全然、気道がね、 あれだったから、
本人としては『もう早く逝かしてほしい』と思ってたって。
だけども『水をちゃんと供えてくれたりしてくれたから、もう自分は大丈夫だ』って。」
松田「ああ。そうですか。」
江原「『飲み物を常に供えてくれたから、もう大丈夫だ。 だからその気持ちは晴れました。苦しみからも解放されました』っていう風に。」
国分「実際、どうだったんですか?」
松田「いや、本当に最期は肺にがんが転移してたので、すごくやっぱり呼吸ができなくて 本当に苦しかったと思います。」
美輪「これからはもう、お父様に関しては何にも心配したり、不安だったり、 後悔したりとか、そういうマイナーなことでお父様のことを思う必要は さらさらないということですよね。
今日を限りに。元気でいらした頃と同じようにしていま幸せで、安心して生活していらっしゃるわけだから。」
松田「ああ、そうですか。良かったです。(涙ぐみます)」

「フジコ・ヘミング そばで見守っている母。」
~世界的ピアニスト フジコ・ヘミングさん。彼女にピアノを教えたのは16年前に亡くなった母 投網子(とあこ)さんでした。
その指導は大変厳しく、フジコさんを1度もほめられたことがなかったそうです。
それは彼女の将来を思ってのことでした~

フジコ「16、7の時なんて大嫌いで『死んじまえ!』なんて思いましたよ、本当に。
あまりわけのわからないことで怒鳴ったり、傷をつけられると、やっぱり私は 『死んでしまえ!』と思った時代があったけどね。」
国分「ピアノを弾くときはお母さんの時計を必ずつけてするとか。」
フジコ「これね。(腕をあげて時計を見せます。)うちの母が買ってくれた時計。今、天国でちゃんと見てるだろうから。」
江原「いやいや、天国どころじゃなくて、さっきからピアノの横にいましたよ。
ピアノを弾いているときにみんなに自慢していたんです。
『この子はピアノを弾くために生まれてきた子だから』と言ってね。
『見てください、見てください』って言っていたんです。
それで、フジコさんがこちらに入ってきて、その時計のこととか何とかって言うと『バカ』って言うんですよ。
ごめんなさい、フジコさんだけに言う。」
美輪「それは愛情の言葉をご存じないのよ。このお母さんは。
だからそれが愛情表現のひとつだと思ってるわけ。」
江原「ピアノの横でね、腕組みして立って、ず~っと見ててね。にこにこ笑ってた。」
フジコ「うれしいです。」
国分「おもしろいですね、その関係というのは。」

「上戸彩 母との深い絆」
江原「ひとつおもしろいのは、あなたがいただいたり、あなたが買うものだけじゃなくてね、何かちょっとよいものとか、お着物でも何でも、あれば全部、お母さんのところに持っていくんでしょ。」
上戸「もうその通りですね。ご飯を食べていても『あ、お母さんに食べさせたい』とか、思う。」
江原「上戸さんの場合はね、いつもお一人じゃないんですよ、感覚が。
常にね、 お母さんと一緒なの。
だから『お母さんの迷惑にならないように』もそうだし、
『お母さんを悲しませるようなことだけはしたくない』というのがあってね。」
上戸「(涙を浮かべます)」

江原「実はね、今日、上戸さんというよりも、お母さんに対してメッセージを伝えてきてる人がいてね。
それはお母さんの方のおじいさんなんですよ、
お母さん側のおじいちゃんね。お母さんに対してなんだけど、とっても、深々と手を合わせて頭を下げて感謝をしてるの。
なぜかというと『お母さんにばっかり、本当に苦労をかけた』って言うんですよ。
本当に小さいときから、もう家族のために働いて、っていうところでね、
世話して、面倒をみてっていうのが強くて。本当にご苦労、ご苦労
だからそういった意味で、上戸さんの幸いはお母さんの苦労を見てきてる。」
上戸「(涙をながします)うん。」

江原「だからお母さん自身がどれだけ大変だったかとか、そういうのを見て、 懸命にやっているところを見ているから、
上戸さんがそれだけ、お母さんのことを思えるんですよね。」
上戸「(うなずきます)」
美輪「それでね、あなたたち親子は、手を取り合ってすごく苦労してきたわけだけれど。
精神的にものすごく苦労してきた。だけどね、これからはごほうびが来るから。
正負の法則なのよ、それが。うんと苦しんだ人はね、それと同じ量の喜びが来るの。
お母さんはいろんな意味で苦労した方だから、それだけの分のごほうびがこれから来ますよ。」
上戸「うれししいですね。」
美輪「もう大丈夫。ここまで来れば。」
上戸「ありがとうございます。」

~スタジオに戻ります~
国分「この番組はですね、たくさんのきれいなゲストの方の涙を見ていて
何かあかが落ちたというか、肩の荷が下りてそれが涙にかわっているのかなっていうのを、 何度も見た気がするんですけれども。」

内田「何でしょうね。何かやっぱり、人に言えない不安なこととか、自分の中にしまってたことを、ふと何か言ってもらうと、何かそれだけで、ちょっと湧き起こってきちゃって。
『ああ、大丈夫なんだ。分かってくれる人がいて良かった』っていうのを、何かどこかで思える。」

及川「あの、自分が言われているときじゃない方が言葉が素直に入ってきますね。
どうしても自分の中の隠したい部分もあったり、暴かれたくない部分もある分だけ、 冷静でいられないと思うんですよ。
今のVTRをみてて、お二人の言葉がすっと入ってきて。」
石田「まあでも、本当にお二人はいろんな人たちにとって、マスターというかね、師なんだなあという風に改めて思いましたね。」
美輪「とんでもございません。」
石田「いえいえ、すごく心に。」

美輪「石田さんの場合はほら、ご自分自身がネイチャーというか、スピリチュアルというか、自然派っていうかね
靴下を脱いでいらっしゃるのも象徴なのよね
だから、自然派なんですよね、生き方のいろんなことも。
本当に古代の自然な野山の中で 自然に生きてる…そういう生き方っていうものを現代で生きようとしてるから 誤解されちゃうんですよね。」

東「不思議だらけの番組ですよね。」
国分「本当にそうですよね。」


~世界で起こった不思議な現象を紹介し、読み解く「オーラな出来事」というコーナーもありました。 その未公開映像が放送されましたが、こちらは省略させていただきます~

人生の決断を迫られたときに届けられるメッセージがもあります。
感動!名場面 人生の転機に届くメッセージへ続きます♪

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