オーラの泉 ボクシング 内藤大助が危機?

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【 2009年9月19日放送】【3時間SP(完結編)】

内藤大助が危機?

国分「内藤さん、どうですか?今のVTRをみて、
美輪さんの気になった言葉とかってありますか?」
内藤「……。」

~なぜか言葉の出ない内藤選手。実はチャンピョンならではの大きな悩みを抱えていました~
亀田戦に勝ち、国民的ヒーローになった二年前、オーラの泉に招かれました。

「内藤大助 生まれなかった兄の守り。」
江原「あの、もう一人、ご兄弟がいたはずなんですよ。」
内藤「そう、流産しちゃった。」
江原「で、そのご兄弟さんが助けてくれた。」
内藤「いやあ~。」

江原「そのことを忘れないでいてあげて。」
内藤「あ、そうですか。」
国分「弟さんになるんですか?」
内藤「僕のね、兄になるんじゃないかな。すご~い!」

その後もタイトル防衛を重ね、ヒーローの座をつかんだ内藤選手ですが、今夜は人が変わったように言葉が出ないのです。この理由とは…
場面はスタジオに戻ります。

江原「あのね、ちょっと疲れちゃっているのね。
いろんな思い、プレッシャーとかも、もちろん現実、あるでしょうけれども、
何か本当に、そのボクシングをやる、やらない以外の悩みの方が増えちゃってね、
だから本末転倒みたいなねお仕事、それが本当なのか何か別のことの方に時間がかかり過ぎて、そっちの方があれなのかね、 分からなくなっちゃう…。」

内藤「すごいね。うん。今、いっぱいある。」
美輪「それがあり過ぎるの。いま。ね?」
江原「実はね、今日、内藤さん、いらっしゃってね
結構、ここでは笑いのようになってるけれども、 内藤さん、元々そんなにお話する方じゃないけれども、ちょっと口が重たくなっているでしょう?
それはどうしてかって言うとね。もう今、押し潰されそうになっちゃってるんですよ、
その思いに…。だから今ね、楽しめないの。悲しみの方が強くなっちゃって、
本当はここまで成功したらば、もっと自分でやりたいことも出来るはずなのに、 窮屈になっちゃってる。」

国分「正直、そこまで今、追い込まれてる状況ですか?」
内藤「あの…あまり悪いように考えないようにしているんだけれど。あのね言い出すといっぱいあるね。
色んな悩みがあるね。あと、ボクシング以外での悩みがね。
『ふざけんな!』っていうこともね、やっぱりありますよ。」

美輪「内藤さんの一番の悩みの根元はね、優し過ぎること。優しいから普通だったら 『何だ、テメエ!それがどうしたんだ』とバッと言ったりとか『ふざけんじゃないよ!』って、それが言えないのよ。
ここまで出ていても。」

東野「どうしたらいいですか?こうストレス発散というか。」
江原「だから今日来てるんですよ。それでメッセージ1個だけ言っときましょう。

今日、ここに来られたのも、導かれて来てて。
で、『ボクシングだけを考える』。ボクシングだけを、もういっぺんね、 ボクシングに対する愛情とか感謝とかが、ものすごく大きいじゃないですか。」
内藤「ええ。」

江原「毎日のように『ボクシング、ありがとう』って思ってますでしょう?」
内藤「ええ。」
江原「だからその気持ちだけ残して。
で、これから必要な試合、ね?戦って、それで『自分でボクシングのことだけ考えて、散るときに散ればいい。それをもってやればいい。後の余分なことは考えなくていい』。」

美輪「それと、だからいろんなグジャグジャ余計な必要でない人間関係が いっぱいできちゃったから、それを全部、スパスパ切っちゃうの。
それで一番、良い存在にあるのは、お母さん。」
江原「(内藤選手のそばにいかれます)。」
美輪「お母さんに何かお聞きになったり。」
江原「どうぞ、お話続けて下さい。(内藤選手の背中に手をおきます)。」
美輪「そうするとね、お母さんが一番短くて的確な言葉をズバッと言ってくれますよ。」
国分「ちなみに江原さんから出ているメッセージというのは、 どなたからのメッセージ。」

江原「守護霊さん。こんな…ごめんなさい、言葉が悪いんだけど、こんなオーラの人じゃなかった。前回いらしたときに。 それでね、ごめんなさい、こういうこと言って。
あのね、生霊だらけ。」
国分「え!?」
江原「だから押し潰されそうな状況になっちゃってるの。
(背中をたたいて、さすって、また叩いたりします)
大きく1回、息を吸ってフ~ッってはいて(内藤選手、深く呼吸をします。)
もう1回、大きく息吸って、思いっ切り、フ~ッってはいて
(内藤選手の背中をとんとんたたきます)。」
美輪「全部、吐き切るの。」
江原「もう1回。(大きく息を吸って、思い切り吐いて前かがみになります)
そう、肺活量の検査みたいに。(前かがみの内藤選手の背中をさすりながら、体を起こします)。」

美輪「ちょうど、空気をいっぱいにスーッと体中に全部、吸うんです。
鼻から口からいっぱい、肺からお腹から全部いっぱいにギュ~ッと吸っておいて
で、吐き出すときに、相手をノックアウトするときのあの気合でフ~ッと吐くんです。
そう。だから、そういう悲しげな顔をして、眉の根にシワを寄せて吐いちゃ駄目。
逆にやられる。」

江原「はい、大丈夫です。(自分の席にもどります)」
内藤「どうも、すみません。」
東野「これ、自分でも毎日やったら良いんですか?我々でも、息をフ~ッと。」
美輪「そうそう。何かおかしいなっていう時にはね、他の人の念が来てる時は、 自分に理由がないのに、急に悲しくなったり憂うつになったりする場合があるの。
そういう時に『これは何者の成せる業だ、私がこうなるわけがない』そういうときに 『正体を現せ!』ってことでね
『ええい!ここはお前の来るところではない。去れ!』ってやるのよ。
パ~ッと散るのね。正体見破られるから。(内藤選手をみて)血の気が出て来た。」

江原「本当に顔色が違う。」
国分「大分、楽になりました?」
内藤「精神的に全然違うよね。」
国分「『精神的に全然違うよね』。」
勝俣「すぐ喋れるようになったものね。聞いてすぐ。」
丸山「演技でだまっているのかと思った。」

内藤「僕、さっき始まってから『俺、ひと言もしゃべってない』ってずっと思ってたんだよね。
ここだけでしゃべってんだもん、俺一人だけ。」
東野「いや、違います。何回も話をきいたけど。」
勝俣「聞いてもしゃべらないから。」
国分「そんなこと言われるとは思わなかったです、僕も。」
勝俣「『国分くん、ひどいなあ』と思ってたわけですよ、『俺には振らないで…』」

江原「そういう誤解を思うほど、被害妄想になるほど、 外界との関わりが出来なくなっていたんですよ。」
東野「あ~、思ってる意識が違うんだ。」
江原「違うんです。」
内藤「だから、テレビをみてる感覚だったんですよ。」
東野「何回もみんな振ってましたよ。」

美輪・江原「ラストメッセージ。」へ続きます♪

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