間下このみ
【 2008年02月09日放送】【117回】パート1
今日のゲストは、天才子役として大活躍し、難病を乗り越えて出産、育児に臨まれている間下このみさん。
~天才子役として大活躍した間下このみさん。結婚、そして妊娠。しかし
原因不明の難病が判明
難病と闘いながら授かった命。彼女に与えられた尊い使命とは?~
~間下このみさん これからスピリチュアル・チェックを始めます~
【間下このみ スピリチュアル・チェック】
自分の性格をひと言で⇒意外と心配性で、気が小さい
毎日欠かさずすること⇒今は毎日はできていないけど 主人と夜、小さな幸せを報告しあうこと 海外で心惹かれる国⇒行ったことはないんですが、昔からエジプトが気になります
あと、国じゃないんですけれども、日本の江戸時代がすごく興味があります
怖いもの⇒今はかなり、大丈夫になったけど、注射が大嫌いです
不思議な体験⇒最近、娘を寝かした後に誰もいない部屋で
娘のおもちゃがひとりでに鳴ったことがありました
印象に残っている夢⇒死産をした後、5歳くらいの男の子が私の頭を撫でながら
「大丈夫だよ。」と言ってくれた夢がすごく印象的です
美輪さんとも江原さんとも初めてあうそうです。
間下さんは、子供を死産した後に『子供がどうなったか』とか
『また舞い戻ってきてくれるのか』とか、 そういうことを聞きしたかったそうです。
~1978年4月27日 東京生まれ。4歳で子役としてデビュー
キッコーマン“がんばれ玄さん”「ひと声 女の子篇」(1983年)、このコマーシャルで話題になり、バラエティ番組でも大活躍
その後、写真を学ぶためアメリカに留学し写真家としても活動しています
26歳の時、仕事で知り合った11歳年上の男性と結婚、
そして妊娠。しかし、喜びも束の間でした
安定期に入った6ヶ月で死産。新しい命が、この世に誕生する事はなかったのです~
[難病との闘い]
死産の状況を聞かれて、間下さんのお話。
ずっと順調に来ていて、5ヶ月に入って安定期で、少し胎動も感じていたのに、
ある日感じられなくなってしまって 『これはおかしい』とお医者さんに行ったら
『もう亡くなっています』といわれて。
『え、何で?』というのと、とにかく赤ちゃんに『ごめんなさい』という気持ちで
『何か自分が悪いことをしちゃったんじゃないか』と、すごく罪悪感などが
胸の中でいっぱいになって…もう涙が止まらなかった。
6ヵ月になるところでした。
それで、お腹の中に置いておくわけにはいかないので、陣痛の促進剤を打ち、
妊婦さんと一緒のように、ちゃんと陣痛を越えて産んだ。
実際に産んでみたら、280グラムだったんですけれども、見てみたらきれいな赤ちゃんで、目がきらきらしてて涙が出るというより笑顔、うれしくなった。
主人と一緒に笑ってみていたとのことです。
国分「なるほど。
でもやはり、辛い思いをずっとしてきたと思うんですけれども、
それをどうやって
乗り越えてきたんですか?」
間下「産んだ後、やはりずっと落ち込んだし、家の中に閉じこもったり
『どうして私だけこんな目に遭うの?』 っていう思いから 全然関係ない人を恨んでしまったり…。
でもあるときに、インターネットを見てましたら、ある文章があったんですね。
『毎日、お空の赤ちゃんはあなたのことを見ています。
泣いているのが赤ちゃんも悲しくて、何とかママを喜ばせようと幸せを運んできています。
でも赤ちゃんは体が小さいから、ちっちゃな幸せしか運べません。
その幸せに、あなたは気づいてあげていますか?』 という文章を見たときに、ハッとしたんですね。
『こうやって泣いたりしてるのは、自分のエゴだったんだ。
別に息子のためでも何でもなく、自分のために泣いていたんだ。』
やはり息子が悲しんでいるのは 母親として嫌なので、
何とか笑わせたいというところから元気にならなくちゃ、っていう風になれたんですね。
そのブログのことを帰ってきた主人にいったら
『ちっちゃな幸せってなかなか
気づくことができないから、寝る前に2人で 幸せ報告会をしようよ。』
と主人から提案がありまして。
まあ『今日は空がきれいだった』とか『ケーキがおいしかった』とか
くだらないことなんですけどそういうことを1つずつ、 拾い集めていく中で、
立ち直ることができたんだと思います。」
美輪「幸せを確かめるというのは、本当に大事なことですよ。
自分が本当は幸せなのに、不平不満ばかり今の人たちは見ているんですよ。
それで幸せというのを見ようともしないの。
不平不満の方ばかり…攻撃的で『何をそんなに怒る必要があるの?』というくらい、
現代の人ってみんな何かイライラ怒っているでしょう?
でもね、世の中にはプラスとマイナスがあるんだから、マイナスの方ばかり見ないで
プラスの方も見ればいいの。
数え上げれば不幸の数以上に幸せの数もたくさんあるんですよ。
だから、それに気づかないのを 『気づきましょう』という運動をなさっているのは、
素晴らしいことだと思いますよ。」
~2006年8月再び妊娠した間下さん。しかし、血液検査の結果、ある病気が判明したのです。
原因不明の難病、抗リン脂質抗体症候群。
血管の中で血が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす病気です~
間下さんの担当医・千葉大学医学部付属病院 鶴岡信栄医師のコメント
「普通は心筋梗塞などというと、高齢の方に起こる病気だと思われがちですが、
この病気を持っている方だと若い方でも起こす可能性があります。
でも、妊婦さんに関していうと、胎盤の血管が詰まることで流産や死産につながったりとか
赤ちゃんが小さく生まれたりとか、 そういうようなリスクが高まります。
間下さんも実際まあ、そのような危険性が高いという事をお伝えして、
『まあ一緒に治療しましょう』という風にお話しました。」
~今度こそ、赤ちゃんを無事に産みたい
間下さんと家族の闘いの日々が始まりました~
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