高見沢俊彦

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【 2007年07月28日放送】【104回】パート3

今日のゲストは、シンガーソングライターで、THE ALFEE(ジ アルフィ-)の二代目リーダー高見沢俊彦さん。

パート2からの続きです♪

あきらめない夢は終わらない

[ノイズと音楽]
美輪「音楽がノイズと違うのは、どこかって言ったら。
音楽はメロディがあって、ハーモニーがあって、リズムがあって。
まあ、いろんな条件があるんだけど。
そういうものがあって変化ですよ、常に。
だから変化のないものっていうの、あの、つまり強弱。
強弱がなくて強、強、強、強と。これはノイズです
弱、弱、弱、弱って、これもノイズ
だから強弱、強。」
高見沢「ええ。」
美輪「強弱、弱強、それでデクレッシェンド、クレッシェンドで。
段々大きくなっていったり、段々小さくなってたり。
変化がいっぱいあるわけでしょう?
メロディも、モーツァルトがなぜ良いか、って言ったら。
もう、マイナーかと思ったら急にメジャー。」
高見沢「そうなんですよね。メジャーになったり、転調したり。」
美輪「転調したり。だから音楽っていうのは、それが音楽なんですよ。」
高見沢「ああ、そう思います僕も。」
美輪「だから、その条件に満たされないものは、ノイズなんですよ。」
高見沢「僕もそう思います。だから僕もノイズというのは嫌いなものですから、
メロディアスなものを追求しようと。
どんなに周りに激しいリズムがあっても、メロディはちゃんとしてるというのを、
自分なりには心がけているんですけれどね。」
美輪「素晴らしい。」
高見沢「ありがとうございます。」

~フォークの美しいメロディーとロックの激しいリズムが
融合して生まれたアルフィーの世界。
元々、音楽的な趣味が、まったく異なる2人と
高見沢さんが結び付いたのはスピリチュアルな理由がありました
幼い頃の詩人への憧れ。アルフィーを結ぶ前世の物語。
そして今は亡き父の本心。その全てが明かされます~

【スピリチュアル・メッセージ】
[高見沢俊彦の前世]
江原「ちょっと複雑な前世でね。
ヨーロッパはヨーロッパなんですけど、イタリアのベネチアがみえて。ベニスね、ベネチア。」
高見沢「ええ。」
江原「水の都というか、何か水辺があってゴンドラみたいなね、
そうやって船が色々行商されていた。
そういう景色がみえて、そこでお家が1、2つ商売をやってましてね。
で1つは宝石、宝石商。それと後もう1つは、そういう生地。」
高見沢「ええ。」
江原「そういう事やって、手広く商売やってたお家で、大変な資産家です。
で、資産家なんだけれども、そこの息子さんで生まれてるんだけど、
まったく経済観念が無い。
だから申し訳ないんだけれども今も…ダメだと思う。」
高見沢「全然駄目です・・・。経済観念、ないです。」

江原「跡継ぎになったにも関わらず、商売を潰しちゃったんですよね。
とにかくカーニバルがありますでしょう?
あれにお金をつぎ込んじゃうし、そういうのが大好きで。道楽、悦楽に見えるけれども
芸術、そういう美しいものが大好きだから、いつも空想、憧れていて。
もちろん詩人みたいに詩も書いていて、でもそれじゃ食べていけない。
親の財があったから、やれたんだけども。
親が叩き上げで、そうやって来て。
有名なくらいお金持ちになったわけですよね。
で、そこの、もうボンクラみたいに言われて。」
高見沢「ええ。」
江原「で、商売ダメにしちゃって。それでいて一時は、
はっきり申し上げちゃうんだけども、自殺未遂しましてね。
未遂で終わったんですよ。死に切れないで。」
高見沢「はい。」
江原「で、死にきれなかった後っていうのが、やっぱりちょっと心まで病んじゃってね。」
高見沢「ええ。」
江原「でいて、ずっと商売。最後までそうやって生きてたもんだから。
で、それ支えてくれた友人達っていうのが今のメンバーです。」
国分「へえ。」
高見沢「ほう。」

江原「さっきも、失礼ながら『経済観念がない』でしょって。
細かいこととかが苦手なんです。
高見沢「ですね。苦手です。」
江原「どうすれば、いいものができる?ということばかりで。」
美輪「夢以外、ロマン以外のものは、嫌いなのよね、わずらわしいのよ。」
高見沢「そうですね、整理整頓も得意じゃないですからね。」
国分「めちゃめちゃキレイな感じするんですけど。」
高見沢「いやいや。全然ダメ。整理整頓。」
江原「だって、前世では、してもらっていたんですから。
それこそ蝶よ、花よと育った人が、急にパッと手放しされたらどうなります?」
国分「何もできなくなっちゃいますね。」
高見沢「バカ息子ですね。」
江原「そうじゃなくて、純粋だったんですよ。」

国分「前世でアルフィーのお2人に出会ったことで、どんどん変わっていったんですか?」
江原「変わっていないです。だから、今回また。
前世では、ずっと支えてもらっていた、心配して。
心配して、いわゆる今で言う、同級生みたいな人達ですよ。」

[アルフィーの絆]
江原「で、そういう身で、こう、皆それぞれがその自分の商売とか。
手伝ったりね、色々やってますよ。」
高見沢「ええ。」
江原「で、桜井さんはお役人だったようにみえるんですけど、前はね。
だからね、こうアーティスティックなっていうか。
ミュージシャンとしてね、やってらっしゃるけども。
見た目と違って、わりと固いんじゃないですか?物事の考え方とか、堅実だったりとか。」
高見沢「堅実です、一番堅実です。」
江原「やる、やらない、ということも、かなりピシッと考えて。」
高見沢「堅実過ぎて、おもしろみがないですけどね。」
江原「そうそう。」
高見沢「ははは。」
江原「だって、だって役人だもん。
同じく竹馬の友で育っても、
一方は役人になって、逆にいろんなことを助けてくれたんですよ。」
うん。だから、そういう意味で堅実。
もう一方の方はね、
ちょっと意外なんだけど宗教者(坂崎さんのこと)だったの。」
高見沢「へえ、そんなイメージ全然ないですけどね。」
江原「ねえ。」
美輪「今と違って教会っていうのは、ものすごく権力持ってましたからね。」
江原「今で言うと、政治家みたいなものかな?」
高見沢「ああ。」

~アルフィーを結び付けた前世の絆。
それを物語る不思議なエピソードがありました~

[ベニスに導かれて]
高見沢「ベニス行った事も、あるんですけど。
確かに初めての街なんだけど、よく寝られたっていうか。」
江原「それ仕事で行かれたんですか?。」
高見沢「プライベートで。」
江原「何年前ぐらいですか?。」
高見沢「10年ぐらい、もっと前かな?。」
江原「でも、10年ぐらい前とかに行かれて。
その安らいだっていうものあるかもしれないけども。
どういうわけか、そこからご自身で、フッと気が楽になられましたでしょう?」
高見沢「そうだ!ちょうどソロをやる前でしたね。」

国分「なぜヴェニスを選んだんですか?」
高見沢「何となく…。」
江原「うん。だけども、私がなぜ、『そこで変ったでしょ』って言ったかというと。
自分自身の魂のいろんな問題のある原点に戻って、
1つのプレッシャーが終わったんですよ。」
高見沢「路地を歩くじゃないですか。すごく狭いんですけれど、
来たことあるな、っていう。」
美輪「デジャビュね。」
〔デジャビュ(既視感)…初めて見る情景や出来事を
かつて見たことがあるように感じること〕
高見沢「あれ?これって・・・というのが、何ヶ所かあったんですよ。
懐かしいというのは変な言い方ですけれど、ああ、これかな、って。」

江原「オペラハウスにも行きました?
あそこが一番、あなたの遊び場だったんですよ。
懐かしくなかったですか?。」
高見沢「行きました。そうなんですか。
すごく行ったことを覚えているんですよ、あの路地はこうだなとか、いまだに。
普通は忘れちゃいますけどね。」
美輪「だから、記憶ですよ。」
高見沢「記憶ですかね。
ベニスに行って帰って来て、ベニスの歌を作ったんですけど。
その歌はレコーディングしてないんですよ。
とってあるままなんで。」
国分「それ、なぜレコーディングしないんですか?。」
高見沢「何か何となく、したくないなっていうか。」

~10年前…高見沢さんがベニスを訪れた時に作った曲。
「Desire Red Rose。」。レコーディングはされず
ライブのみで演奏にされました~

♪なぜこんなにも悲しいのだろう。 なぜもっと深く愛せないのだろう。(歌詞)

~もちろん、ベニスが魂の故郷とは知らず作った曲ですが。
前世の物語を思わせる歌詞が散りばめられていました~

~前世、ベニスで親友だったアルフィーの3人。
命を救われその後も支えて続けてもらった高見沢さん。
今、再びグループを組んだ事は深い意味がありました~

江原「そう考えるとね、アーティストとして生活していけるというのは、
ものすごくうれしいでしょう?
だって前世では、それが融合できなかったんですから。」

次ページへ⇒パート4へ続きます♪

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