貴乃花光司
【 2007年10月06日放送】【2時間SP】パート2
今日のゲストは元横綱で、現在は親方の貴乃花光司さん。
パート1からの続きです♪
[闘病中の父が]
貴乃花「亡くなった師匠が、まだ入院されてる時に、闘病中に。
病状を、いわゆる余命を報告して頂いた時に。
その時、体がやけに疲れまして、そのまま、ソファで寝てしまったんです。」
国分「それは自宅のソファですか。」
貴乃花「ええ、自宅で。それで、夜中、言いにくいんですが、
座って、こっちを見てたもんですから。」
国分「起きたら、師匠が目の前にいる姿が見えたって事ですか?」
貴乃花「はい。座ってじ~っと、こっちを。
それで、灰皿が目の前にありまして、灰皿の中に…。
私は一切しないんですけど、師匠が水を入れる癖がありまして。
朝起きたら、こう入ってたんです。」
国分「入ってたわけですか、はい。」
~父が現われた証拠を残すかのように、灰皿に水が
闘病中の父が伝えたかった思いとは?~
[父の思い]
国分「これはやはり、お父さんが親方のところに来たんですか?」
江原「厳密に言いますとね、お父さんご自身の守護霊さん。
そういう風に姿を似せて、思いを伝達してくれている。そういうことってよくあるんですよ。
亡くなった人が出てくるとかって言いますでしょう?本当にご本人である場合もあるし、
その人に姿を似せて、代理で伝えてくれることもよくあるんですよ。
そこに込められているものというのは、例えば自分はちゃんと存在しているよ、
ちゃんといるぞ、見てるぞ、ありがとう、いろんなことが含まれると思うんですよ。
要するに自分がいるよ、ということをただ伝えたい中に、
いっぱい気持ちがこもるじゃないですか。
理由はひとつじゃないと思うんですよ。」
国分「こんなことは初めて、というくらい疲れたという話を先ほどされていましたけれども。」
江原「美輪さんが前におっしゃっていたじゃないですか。
霊現象にあうときというのは、ものすごく眠たくなるんです」
美輪「それでね、人1人背負ったみたいに重くなるんですよ、重量がかかるから。
眠くなったり、疲れたり、体中の力が抜けたようになっちゃうんです。」
貴乃花「「座っていられなかったような、重い。」
美輪「ええ、そうなるんです。」
~2005年(5月)、55歳の若さで父は帰らぬ人となりました
相撲を離れ、普通の親子として心を通い合わせることなく
この世を去った父
愛する息子に伝えたかった父の本心とは~
【スピリチュアル・メッセージ】
江原「ちょっと失礼なことも申し上げてかまいませんか?すみません。
あの非常に、『自分の中で考えて考えて、とにかく答えを見つけ出そうという
考え詰めていって、迷路に入っていくタイプ』というところがあるんですよ。
それで上手くいくときはいいんですけれど、どちらかというと感覚の方、
インスピレーションで生きられた方が、今までうまくいっていらっしゃるはずなんですよ。
煮詰めれば煮詰めるほど、変な方向に行きやすい。
だから
素直にバッと思った通りにやっておけばよかったなっていうこと、
ごめんなさい、ないですか?」
貴乃花「「よくあります。」
江原「本当はそういうセンスのある方で、勘の良い方なんだけど
根が実直でいらっしゃるでしょう?
オーラでも赤い部分が強いから、マイペース、まっしぐら。
自分が決めると暴走しちゃうんですよ。それが赤信号でも。
そういうところがあって、そうすると誰も止められない。
それで結局、衝突とか、そういうことになりやすくて。
と思ったら、すごく自分で落ち込んでみたり、
もう、ぐじゅぐじゅ、ごめんなさい。そういう風な」
貴乃花「いいえ。」
江原「考えて考えて、もう、ほじくり出して、っていうようなブルー(分析好き)を持っていたり、
それが行き過ぎると黄色。
良い黄色(ユーモア)ならいいんですけど、
『どうでもいいや!』みたいになってしまうときもあって。
そうすると『どうでもいい!』捨てゼリフになっちゃうんですよね。」
貴乃花「そうです!」
江原「その捨てゼリフを言ったことで、『あ、失言をした!』と思ってまたぐじゅぐじゅぐって、ブルーにいってみたり。
気を取り直して真っ赤にいってみたり、あまりにも極端に行き過ぎる過ぎるところがあってですね
~オーラが示す貴乃花親方の、複雑な性格
それは…父との関係にも影響していました~
[父の本心]
江原「実は今日、お父様は最初から後ろに出てきていらっしゃるんですよ。」
貴乃花「ああ。」
江原「様々、複雑なお話をする。どういうことかというと、
親方は非常にお父様思いでいらっしゃるけれども、
逆に親子としての絆がもっと欲しかったんじゃないですか?
私がこんなことを申し上げるのは大変おこがましいんですが、お父様がおっしゃるのは
『本当に心通う親子関係でなくて申し訳なかった。』
貴乃花「ああ。」
江原「それでいて『親子と呼べる時間がどれだけあったろうか?』と。
お父様はもちろん立派な方ではあったけれども、やはりご自身に生きていたところが強くて。
小さいときは遊ぶとかかわいがるとかいうことはあるかもしれないけれども、
本当の意味での心の触れ合い。
あの、ズバリ言っていいですか?」
貴乃花「はい。」
江原「『孤独にさせて申し訳ない。』ということを言われるんですね。
名門のお家にいながらも、どこかで常に孤独を背負わせていて、
家の中にいても孤独だったり、外に出ていても孤独だったり、というようなことを、
亡くなって今、ご自身はすごく反省なさるらしいんですよ。」
貴乃花「ああ。」
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