千原ジュニア

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【 2008年08月02日放送】【131回】パート3

今日のゲストは、お笑い芸人「千原兄弟」の千原ジュニアさん。

パート2からの続きです♪

~事故をきっかけに人生観が変わったという千原さん。
もう1つ気にになることがありました。
すべての災難は6年ごとに起きているのです~

[6年周期の災難]
千原「14歳の時に、なぜか学校に行かなくなって、まあ部屋で ずっとパジャマを着ていたんですよ。
今度は20歳の時に、大阪でレギュラー番組なんかでメインでやらせてもらったりして 、 なり出して急性肝炎で死にかけたんですよ。
それで、東京に来て、やっといろんな仕事に呼んでもらえるようになったかな?
っていう26歳の時に、バイクで事故ったんですよ。
今度は32歳の時に『6年周期で来てるな、気いつけなあかんな』って言うてたんですよ。
全部、誕生日前後なんで『怖いな』言ってて、おそば屋さんで、夜中、ご飯を食べていたんですよ。
それでトイレに行って、鍵をかけずにトイレをしていたんですよ。
どうやら奥に、もう1人お客さんがいてはったみたいで、ドアをガン!って開けられたんですよ。
トイレのスリッパだったので、素足でガン!となって、足の人差し指を骨折したんですよ。
でも、こんなことぐらいやったら、全然、大丈夫ですわ、足の指くらいやったら、
何本でもいけますわ、みたいな。」
国分「今までのと比べたら。」
千原「はい。」
国分「やはり何かあるんでしょうかね、6年周期というのは。」
江原「あの別に6年って、そんなにこだわる必要はないと思うんですけれども、
本当言うと、3年周期なんですよね。
大きいことが6年ごとにあったというだけで、その間にある3年めにいつも、 落ち込むことがあるんですよ、気持ち的に。
で、いったん落ち込んでみて、それでまた立ち上がってみて、そうしたらまた起きて っていうこんな感じのね、
どちらかというと 6年より3年じゃないかなと思う。
精神面を入れればですよ。
だから年数的なことは、あまりそこで気にすることはないと思うんですよ。
それよりもね、ちょっと何でも言っていいですか?」
千原「何でもはい」

[波乱の人生の理由]
江原「実はね、これは夢物語と思って聞いて下さい。どうしてそういう人生なのか。
実感をする人生なのかというと、私が見えることだけで申し上げると、
この番組では前世っていう話をよくするんですけれどね、
人は輪廻を繰り返して、そこから学んでいくっていうことを言っているんですけれども 、
実はジュニアさんね、自ら命を落としているんですね」
千原「はい」
美輪「自殺ね、前世で」
江原「ジュニアさんは、猛烈に勉強したとおっしゃるけれども、それだけじゃない、
もともと聡明な方なんですよ。
かつてそれこそ韓国、中国、何かその辺の景色なんですよ、見えるのはね。
文学的なこととかにも非常に長けていたし、その他の学問を何でも修める人。
何でもできるんだけど、手ごたえがないんですよ。
ある意味で、器用貧乏みたいなもので、何でもできちゃうんだけど、それが何なんだ、
っていう感じで。
そして何かものすごく空虚な気持ちの中から、自らこの世を捨てた、っていう姿が見えて、
その日に、また新しく生まれて来ているんですよね、今回ね。
だから誕生日なんですよ。 それを後悔して、もちろんその時、
そうは言っても自分自身は1人じゃないから、やっぱり多くの人は泣いているわけですよ、 悲しんでいるわけですよね。
そういうことを悔やんで『もう一度チャレンジしたい』と言って、来てる。
だから今回のお小さいときから、わりとやんちゃで、みたいなことをおっしゃるけれども、
本質は真反対で、結構1人でテレビをみていたり、意外と本を読んだりするのが好きなんですよ。
活字をこう読んでみて、それを読んで感動もするんだけど『でもな』って思ったり」 。
美輪「『それが何なの?』」
江原「そうなんです。だから常に反発しちゃうんですよ。
何かいろんなことを書いているものを読んだりしていても『本当かな?』
何かいろんな格言的なことも『そうかな?』
だから常に、手ごたえがなく、
小さい時から友達と遊んでいても、何か楽しくない、会話も噛み合わない、
じゃあ、大人とか、先生も噛み合わない、誰からも噛み合わなかった、
っていう感じじゃなかったですか?」
千原「はい、そうですね」

[初心を忘れると災難が]
江原「だから、初めて手ごたえを感じたのが、養成所。
だからいつも『ぬかに釘』だったんですよ、『のれんに腕押し』というか。
何かいつも抜けていく感じでだからそれって、疲れますよね? でもそれが、当たったんですよ。
その実感っていうものが、忘れられず。
それで周期ごとに、どうしてそういうことになっているかというと、
その都度、生きる意欲とか、初心を忘れてきたときに起こるんですよ。
こんなところで言うのは失礼だけれども、25、6っていうのは、
それが結構強くなっちゃったんですよ。」
美輪「天狗さんになっていたということ。」
江原「うん。『なんだ、これも簡単につかまえられた。』ような気分っていう時に。
だからその後からは、逆に言うと『ありがたい』しかなくなっちゃったんです、
全部実感 さっきからの話の。
だからどんなこともありがたい、声を出せることもありがたい。ね?
人の心というのも、初めて手ごたえを感じたし。」
国分「実際、やはり25、6の頃の自分というのを振り返ってみると、どんな感じでしたか?」
千原「なんでしょう。今思うと、一番嫌な人間像、僕の中での一番嫌な時期ですね。」
美輪「おっしゃった通りね。」
千原「はい。小さいときも、本当にそういう感じでしたね。」
美輪「でもここのところ、大分ね、人間らしくね、柔らかくなって、
居心地が良くなり始めていません?なってるでしょう?」
千原「はい。日々、楽しいですね。」
美輪「ね?やっと人間らしくなってきたの。」
江原「それで当たり前のことが『すごく幸せ』っていう実感になってきてね、
ちょっとこうワイワイって友達なんかとしたり、
それこそ、お茶一杯飲んで話している時でも、
何かお日様があたっただけで『幸せだな』っていう気分になったりね」
千原「でも本当、最近、楽しいですね」

千原ジュニアの題と解 O型編

[住まいに関心が]
江原「それとね、余談なんですけれど、最近、住いに関心を持ち始めたでしょう?」
千原「はい。」
江原「これっていうのは、だからなに?って思うかもしれませんけれど、
住いに関心を持ち始めるっていうのはね、よけい生きたい意欲なんですよ。
実在して、存在して、そこでの営みを味わいたい、という意識があるから、住いに興味を持つ。
それより前まで、何でも良かったじゃないですか?」
国分「今、住いに興味。」
千原「今もう、びっくりしました!え~。これや~」
(みんな笑い)
美輪「それや~」
国分「どういうことですか?」
千原「今、僕のマンションの前が工事していて、新しく作っているんですよ。
『これ、いいなあ』と思って、パンプレットを取り寄せて、どうしようかな、みたいなことをしている時期なんですよ」
国分「はいはい、それを今、見られたってことですか?」
千原「はい。誰にも、言っていないですよ!」
江原「よいことなんですよ、それって。
それはね、別にただの物質欲とか そういうんじゃないんですよ。
それまでは何でもよかったんです。
何かどこかで、着の身着のまま人生を好んでいるところがあって。
だけどそうじゃなくて 『そこに居たい。生きたい。』という思いの現われでもあるんですよ。
だからそれは、また一歩前進なんですよね。」
国分「徐々に見られていきますよ、多分。」
千原「そうですね。」
美輪「今、完全に素に戻っていらしたわ。」
千原「はい。」
江原「それと、あとプラス、親のことを考えるようになった。」
千原「はい。」
江原「前まではね、親子間の意識があまりなかったんですよ、どこかで1人なんですよ。
それが最近『親のことも考えてやらないといけない。』と。
老後とかっていうようなことも考えるように。
要するに 絆』っていうものまで意識し始めた。」
国分「どうですか、そこら辺は?」
千原「ほんまにすごいですね、これ。」
江原「だから『住い』ってなってくると『自分の終のすみ家はどこか。』を考え出すんですよ。
親のところなのか、別なのか。自分がこっちに留まるとなると、じゃあどうなんだとか。」
美輪「親御さんがね。」
江原「そう。考え出すわけなんですよ。だからそれって、すごく地に足が付いてるでしょう?
だから、10年前とかには考えたこともない、想像もつかない自分になっているでしょう?」
千原「はい、想像つかないですね。」
江原「だから、こんなに人間って変わるってことなんですよ。」
千原「はい。」
江原「ということは、そういう出来事は、大変つらい出来事ではあったけれども、
無駄はないってことの証なんですよね。だから全てやっぱり宝物なんですよね。」

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