渡辺えり子
【 2007年08月11日放送】【106 回】パート1
今日のゲストは、「劇団3○○。」を結成、解散後に「宇宙堂。」を結成。
女優で演出家、劇作家でもある渡辺えり子さん。
(2007年9月に美輪明宏さんの助言で、芸名を「渡辺 えり子。」から「渡辺 えり。」に改名しました。)
パート2からの続きです♪
[死が怖い理由]
江原「そのこともあるし、前世のドイツもそうやって亡くなっているでしょう?」
渡辺「死んでいるんですか、その時。」
江原「あ、もちろん。」
渡辺「かわいそうに。」
江原「そこで美輪さんとの関わりのある前世もね。」
渡辺「あ、あれも処刑されてんだ。」
江原「だから皆、まともに亡くなってないの。」
江原「だから今回、生まれて来て。」
渡辺「って事は、また、殺されるんですかね、私?」
江原「いや、そうじゃない。その記憶が残ってるから怖かったの。死が。」
[恐ろしい夢]
渡辺「そういえば私、若い頃によく銃殺される夢を見て、
白い布で目隠し、いつ来るかわからないから、本当に怖いんですよ。
それと、雨の降る日に、後ろから斬られている夢、痛いのよ。後ろから刃が入って・・・。」
美輪「だからこの人の芝居は、よく雨が出てくるの。」
江原「刀で斬られるというのは、本当に苦しいですよね。」
渡辺「痛いですよ。だから人はそんな目に絶対遭っちゃいけません。」
江原「渡辺さんの前世には刃物で亡くなるのはないんですよ。
ただ私もあるんですけど、そういう亡くなり方をした人が憑依すると
自分が切られたような感覚を得ることがあるんですよ。」
~自分が、この世に生まれる事が出来たのは
たまたま父が戦死しないですんだから
その一方で多くの大切な命が生まれる事もなく消えていった。
自分もまた戦争の落とし子だと気付いた時
渡辺さんは、戦争反対を訴え続ける使命を痛感したのです~
[努力しない人を嫌う理由]
江原「それでね実はね、さっきからそんな恐れてるけど怖い事はないんです、全然。」
渡辺「はい。」
江原「古い方だからご存知かどうかわからないけれども、
ご家系に生まれながらにお体が不自由だった方がいらっしゃるんです。
歩行するということがあまりできない人で、でもとにかく明るい人で。
見える景色が、畳の上を自分で這うように歩きながら
いろんなことをできる範囲の中でやっていた。
その人が、自分のことをわかって、というメッセージを送ってくることが多くて。
だからさっき言いましたよね。
努力しない人、ダメでしょう?とか
そういうのはその人の思いがすごく来てて。」
渡辺「なるほど。」
江原「自分はこんなに懸命に生きてきたのに。
だから、そういった意味では恵まれている環境を持ってる人で。
そういう人は余計ね、ダメッ!って思ったりね。」
渡辺「は、は。」。
江原「そう、こう近くに来てる時にそうなってってね。“セツ”かな、名前、“セツ”。」
渡辺「セツさん?」
江原「うん。もしくは僕が音聞き間違えてチズとか、チスとか要するにセツに似てる音。
で、その人が自分を気が付いて欲しいっていう事があるんです。
それだけ伝えておきましょうね。」
渡辺「はい。」
江原「で、そうすると
『どうして努力しないんだろう?』というのが、大分なくなってくる
理解すれば、大分抜けてくるようになるという風に思うんです。」
渡辺「はい。」
~なぜ努力しない人を嫌うのか。
それは体の不自由な先祖の思い。
恵まれた環境に居ながら努力しない人々への
歯がゆい思いが渡辺さんに伝わるからなのです
渡辺さんが人生の転機と呼ぶ、役者・東銀之助さんの死。
フランス人を母に持ち、日本軍の一員として第二次世界大戦を戦い
58歳で芝居を始めたとういう特異な経歴を持ち
75歳で亡くなる直前まで渡辺さんを支え続けた大切な存在でした~
[スピリチュアルメッセージ]
江原「その銀之助さんがいらっしゃってね。
その人が不思議な事おっしゃるんですよ。
『もう、いいよ。もう、いいよ。』って言うんです。」
渡辺「もう、いい。」
江原「その、いいよっていうのはね、実は2つあってね。」
渡辺「はい。」
江原「一つは『自分とのことについての悔やみはもういいよ。』っていう事を言うんです。
渡辺さんが過去のいろんなやり取りとか『これは自分が悪かったな』という無念とか
『こうすべきだった』とか、いい思い出もそうじゃない思い出も、
いろんなことを常にご自身で反省してみたり、いろんなことをずっと続けているって。
それについて『もういいよ』ということが一つ。
もう一つはご自身の『努力してここまでやってきて・・・』という思いは
『もういいよ、頑張ったよ、充分。』と言われるんです。
自分ができる限りのことをやっていかなければ、という責務とか
いろんなことを考えているのもずっと見ていて
『もういいよ。やるだけやったよ。自分で自分のことを許してあげなよ。』ということを
おっしゃっているんです。
渡辺さんは銀之助が亡くなったあと、できる限りのことを
いっぱいやってくださったんですってね。
全部それを見て知っているって。
生活のことなから何から心配してくれて幸せだったと。
今も毎日のように思い出さない日はないくらいで、
楽になっているかどうか、気になっているようだけれども、
『全然、楽になっているよ。』ということも言っています。」
~亡くなって間もなく10年。
渡辺さんの一番の理解者だった東銀之助さんは今もなお、渡辺さんを見守っているのです~
江原「でもね、さっき一番最初に7人の人が、どうとかって昔若い頃
おっしゃられたって言いましたよね。
それは、ほんとですね。」
渡辺「ほんとですか。」
江原「そういう人が、ほんと7人ぐらい、みえるんですね。
その中には、何かきれいな着物着た女の方もみえれます。
この方のメッセージ、そのまま伝えますけど、
『過去を手放すということへの勇気を持つこと。
これが一番の学び。』ということを言われるんですね。
『自分自身の歩いてきた足跡というものを、いろいろと変えていかなくちゃいけない、
ということへの、自分の恐怖を絶たなくてはいけない。』
実は、怖いのは自分なんだということ。」
美輪「手放すというよりも、進化しなさいということなの。」
江原「そうなんです、メッセージなんですね。
それでね
全然、余談なんだけど。
目がちょっとかすんだりチカチカしたりしててません?」
渡辺「するんです。」
江原「でしょう?あのね、これね実はそこにメッセージがあってね。
『よく先を見なさい。』というメッセージなんですよ。」
渡辺「はは~。」
江原「あと『真実をよく見なさい』」
渡辺「その真実が分らないんです今。 絶対何かが違うのに。 全部、本当のように見えていて、どれを選んで…。」
~人生の転機となる決断を明日に控えた渡辺さんに今夜、伝えられるメッセージとは~
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