山田邦子

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【 2007年09月08日放送】【110回】パート2

今日のゲストは、元お笑い芸人でタレントで、乳がんの経験のある山田邦子さん。

パート1からの続きです♪

オレたちひょうきん族 THE DVD 1985~1989 FINAL

[運命の結婚]
国分「運命を感じたのがご主人との出会い。」
山田「だんだんそう思うようになりましたね。
1999年に39歳、40歳になっちゃうんだなあ。時代が変わるんだな…。」
国分「籍を入れたのは何時なんですか?」
山田「2000年になった元旦、真夜中。」
国分「すごい。その日にしようと言ったのはどっちなんですか?」

山田「私だ、ほんとだ。私は私のことしか考えていない。
主人のこと何も聞かなかったもの。
最初に夏ぐらいになって、『1999年も終りか、夏だなあ、39歳になるか、結婚だな』と思って。
これ以上1人でいるのも。大体のことはやったし。
じゃあ、式場を押さえられるかな?元旦がいいなあ、と。
それで式場を押さえられることになって
次はドレスだな、間に合うかなあ、と思って。
スタイリストの人と相談して
『間に合います。』と言うから。
『じゃあ、もういいね、じゃあ誰にしようか。』って。」

国分「相手はご主人ではなかったんですか?」
山田「その時は、結婚と思ってなかったんで。」
国分「ええ~!相手がいない状態で式場を押さえて。」
山田「誰に申し込みに行こうかしら?くらいな。」
国分「ええ?」
山田「おバカでしょう?
『式場が取れるしドレスも間に合うんだけれども。 元旦に結婚する?』って言ったら。
『ああ、しようか。』って。」
国分「じゃあ、プロポーズは邦子さんが言ってることになりますね。」
山田「そうだよね。でも今、7年たって『これが運命だったんだな。』って思う。
年々間柄がよくなっていて
『こんなに結婚がいいんだったら、もっと早くすればよかった。』って思ってる。」
美輪「優しい人なの。すごいインテリだしね。」
山田「そう、便利。図書館があるみたい。
私が知らないこと、そういうのがパッとね。
歴史のこととか、台本で読めない漢字とか。」
美輪「すごく教養がある。インテリで思いやりはあるしね。」
山田「その代わり暗いのよ。むっつりスケベっていうの?
だからその代わり私がお返しに明るさを…。それで上手くいくというか。」
国分「教養がある男の人というのは、僕も憧れますものね。」

山田「ケンカもするよ。
ケンカもするけれど 恋愛だったら別れてるな~っていうのも。
やっぱ別れないもんね、結婚だから。」
国分「なるほど。」
山田「うん。」
(しばらくの間、江原さんは目を閉じてじっと動きません。)
国分「ずっと、そうなんですよね。」
山田「寝てる。」
国分「いや、何か見えてるんだと思うんですよ。」
美「そう。」
国分「これだけ、長く目をつぶっている江原さんを 久しぶりに僕は見ましたよ。」
美「そう。」
国分「今、何が見えて来たんですか?」
江原「あ、いや、後ほど。」
国分「分りました。
そして不思議な体験 乳がんになった。」

山田「これはびっくりした、たけしさんの番組で。
デビューするときもたけしさんにお世話になったけれども
またまたお世話になったなと思って。
女のスペシャルでね、女といえば乳がん。」
国分「乳がんの話を、じゃあ、ちょっと、はい。」

~それは『たけしの本当は怖い家庭の医学』の番組での事でした。
「肉まんに梅干の種。」を入れて触り、乳がんのしこりを自分で探す方法を体験したのだそうです。
そのときの山田邦子さんの番組内での言葉
「コツってなったときに、『あ、これ私あるな』と思ったの、実は収録中に。
帰ってもう1回言われた通りに手を上げて触ったら、どうしてもそれがあるの。
それで手術を2回やったんですけどね。
全部取れましたということで、後はのんびりと放射線などをやっていくんですけど。
あのとき触らなかったら行かなかったと思うし
本当にありがとうございました。」~

~早期発見、治療する事が出来た邦子さん。
そこには大きな意味があったのです~

[乳がんを患って]
国分「本当にこの番組に出ていなかったら。」
山田「危なかったよね。でもこの番組は乳がんだけでなく
『全てを早期発見しよう』というコンセプトだったので、その通りになったの。」
国分「その乳がんですけれども、日本の女性の30人に1人が。」
山田「もう20人に1人よ。行ってびっくりしたけれど、若い人が多いよ。
CanCamとかJJとかから抜け出たような人ばっかり。
私も、だからもっと年齢の上の人だと思ってたんで。
私、まさかな?と思ったの。」
美輪「食生活が昔と全く変わったからね。」
山田「いろんなことがあるそうです。母乳を出さないとか。」
(出産暦や授乳暦がないことは乳がんのリスク原因と言われています)
美輪「乳房の形が崩れるからと言って、母乳も与えないでね。」
国分「20人に1人といっても、他人事と思いますよね。」
山田「まさか自分が、と思うね、やっぱりね。」

江原「気づけてよかったですよね。
全然話は違うんですけれども、番組をみている方に申し上げておきたいのは、
わりと精神的な世界が好きな人というのは手術とかを嫌う人とかがいるんですよ。
『体にメスを入れるな』とか、そりゃ入らない方がいいけれども
スピリチュアルなことを逃避に使ってはいけない、ね。」

[病と向き合う]
西洋医学的なことというのもそれはそれで人類が創りあげてきたことであって
あるものは受け入れて、きちんと前向きに対処、例えば手術なら手術をして
『残りの人生を生きなければいけない』ということでもあるんですね。

私がすごく危惧するのは逃避で、例えば『別の療法がいいんじゃないか?』ということで
それでみすみす命を落とす人もいるんですよ、実際。
そういった意味で前向きに治療していくことはとても大事なことだと思うし、必然として 『見つかった』というところで前向きに対処なさったことは、素晴らしいことだと思いますね。」

山田「本当に先生にほめられちゃって『よく見つけましたね、こんな小さなの。』って。
あんまりほめられたから、ショックよりうれしくなっちゃって。
『偉いね、偉いね』と言われたので、偉いんだ、と思っちゃって。」
江原「分かっていても怖くて、どんどんひどくなっていく人っているんですよ。」

美輪「世間で間違えているのは、昔の意識がそのまま残っていてね、思い込みも多いのね。
『ガン=死』と思い込んでいる人たちがまだいるの。
昔は医科学が発達していなかったし、死ぬ人も多かったけれども、今は違うのよ。」
山田「今は本当にびっくりするぐらい、もうきれいだよ。
きれいに切ってくれて、きれいに治してくれて。
祖母が昔、私が子供だったとき乳がんをやっちゃって、
かわいそうにおしゃれなおばあちゃんだっだけれど。
今はリンパ腺の方に行っていなければリンパ腺は切らないんだけれど
昔はあやしければ先に取りましょう、という考えだったんだって。
背中の方まで取っていて、おばあちゃんはしばらく落ち込んでいて。
それを子供のとき見ていたから、私もあのくらい切るのかなあ、と思って。
でも今はとても進歩していて、全然きれい。」

江原「いたずらに西洋医学を嫌うというのもおかしなことなんですよね。
そこで逃げてしまうと、厳しい言い方だけれども自殺と一緒になってしまうから。
だからきちんと前向きに、山田さんみたいに対処なさった方がいいですね。」
国分「怖い、怖いで内に入るんじゃなくて、早めに治すということが。」

江原「そうそう。私も個人カウンセリングをしていたとき、そういう方がいっぱいました。
でも、私もお腹を切ったことがあるので。
ですから私だってお腹を手術しているんですよ、ということを伝えるのに いい方便となりましたね。
本当に人生にムダなものはないなと。」

美輪「迷信みたいになって、わけのわからない新興宗教だとかインチキの霊能者だとか
そういったところで亡くなった方がずいぶん新聞に出ていたじゃないですか。
『治してみせる』『生き返らせてみせる』とか。
それはとっても危険なことよね。」

江原「病院も行かずに私のようなところに来る人もいるんですよ。
私はそういった人には全部、病院に行ってください。
きちんとそういったことはやってもらわなくてはダメ。
でなければうちに来てはいけない、といいます。」
美輪「勘違いしている人が多いのよ。困りますよね、それは。」

山田「そういう人も来るんですか。『何とかしてくれ』みたいな。」
江原「そう。だから、『病院に行ってなぜ調べないんですか?』というんです。
病院へ行くこと、治療すること。
当たり前のことですよ。」
山田「もうシステムもきっちりしてるし、乳がんは早期発見だったら90%以上だよ。
絶対に治せるんだよ、早期発見、早期治療。」
美輪「だから、『人事を尽くして天命を待つ』と言うのが、順当な線なのよ。」
国分「邦子さんの場合は乳がんになったことも、もしかしたらメッセージかもしれないですね。」
山田「そうなのかな。」

~自分ひとりで決めた結婚。乳がんの教えてくれる人生の転機。
そして江原の苦しげな表情の意味は。この後、全てが解き明かされます~

【スピリチュアル・メッセージ】
国分「じゃあ、今日は、どんなメッセージが。」
江原「それが、あのね。えーとス~、フ~。」
(息を吸ったり吐いたりします。)
江原「山田さんの明るく朗らかな、ほんとに素敵な、笑顔と裏腹で。
ちょっとみえる事ってのは、ちょっと辛辣(しんらつ)でしてね。
「あの~。ス~、フ~。」
美輪「邦子ちゃん自身はね、冷静だからね、強いし。」
山田「どうぞ。大丈夫です。」
江原「え~と順を追って申し上げていきましょう。」
山田「はい。」
江原「前世の事はね、夢物語と思って聞いていただいたらいいと思うんですけども。
実は、これ日本ではないですけど外国であるんだけれども。
女性ばっかりの園にいるんですよ、女の園。
でいて場所的には、アジアのどちらかだと思うんですけど。
映像でみえる事だけですからね。
その中で。女の園で、そこでどう生き延びるか。」
美輪「生存競争。」

江原「ええ、生きて行くというのはきれい事だけではないという所で。
やっぱりいろんな確執があるんですよね。
で、ちょっと人様の心を傷付ける事もしたし。」
山田「ほう。」
江原「いろいろです。
日本で言えば大奥みたいなドラマみたいなもんですよ。
でいて今生においてもそうなんですけども。
山田さん自身、どういうわけか女の園なんですよ、常に。
その女性の中でのいろいろな…。」
美輪「競争ね。」

~前世も現世も女性ばかりの環境で
様々な確執と生存競争の中を生き抜いて来た邦子さん。
そこに江原は何をみていたのか。
苦し気な表情の意味が明かされます~

江原「女性の中での競争、良いこともあれば、悪いこともある。
実は私が今日ちょっとずっと苦しいのはどういうことかというと
山田さん自身に取り巻く人の念なんですよ。」
山田「念があるの?」
美輪「生霊とか死霊とか、生き死霊とかね。」
江原「想いですよね。山田さん自身はすごく朗らかで。
ごめんなさい、はっきり言っていいですか?
ご自身でどう思いますか、すごく優しい、純粋な方だと思うんですよ。」
山田「私?そんなことないですよ。」
江原「でもその反面、ものすごく自分で怖いなと思うぐらいの、人を排除したりとか。」
山田「あります。それはもう、はっきりしてます。もう嫌いだったら、今日から嫌いです。」
江原「だから実は、すごく恐ろしい部分っておありになると思うんですね。」
山田「まあ、恐ろしいとは思わないですけどね。」
江原「いや、思って欲しいんです。なぜかというと それで傷ついて苦しんでいる人もいるんです。」

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